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Mônica Salmaso
& André Mehmari

モニカ・サウマーゾ
&アンドレ・メマーリ

現代ブラジルを代表するシンガーであり神聖で厳かな声を持つモニカ・サウマーゾと、詩的な旋律と即興の妙技でブラジルの雄大な土壌、多様な生命の煌めきを奏でるピアニストのアンドレ・メマーリ。
モニカ・サウマーゾとアンドレ・メマーリによるデュオは、ブラジルを代表する歌手とピアニストが織りなす卓越した音楽的パートナーシップである。
モニカの包容力のある豊かな歌声と、メマーリのジャンルを超えた自由なピアノが融合し、美しい世界を築いている。ブラジル音楽の伝統を踏まえながら、ジャズやクラシックの要素を取り入れた革新的なアプローチを展開し、即興性と緻密なアレンジメントを両立させたサウンドを追求している。
2人は、2020年のパンデミック期間中には「検疫」と題した配信コンサートを実施し、ライブ演奏の機会が制約される中で音楽を届ける試みを続けた。そんな中、2022年にはミルトン・ナシメントの80歳を記念したトリビュートアルバム 『Milton』 を制作し、彼の楽曲の本質を深く掘り下げた作品として高い評価を得る。
さらに、Sesc Vila MarianaやSesc Belenzinhoでの公演をはじめ、ブラジル国内外で数々の共演を重ね、2023年には「Elis & Tom 50年」という特別公演も開催するなど、精力的に活動を展開している。レパートリーは、ミルトン・ナシメント、トム・ジョビン、ノエル・ローザなどブラジル音楽の重要な作曲家の楽曲を独自の解釈で演奏し、伝統的なブラジル音楽から現代的な作品まで幅広く取り上げ、それぞれの楽曲に新たな息吹を吹き込んでいる。
現代ブラジル音楽を代表するデュオとして高く評価され、伝統と革新を融合させた音楽性は国内外で注目を集めている。
特に生演奏での表現力の高さが際立ち、コンサートでは常に満員の観客を魅了している。